エスプレッソの自動マシンに敢えて粉コーヒーを!

 自動マシンは豆を入れればボタン一つでコーヒーを淹れてくれるもの、この便利さに慣れてしまうと豆を挽くなどということは面倒極まりない。

 ところが、先日コストコで山本珈琲を試飲販売していて美味しくて安いので粉コーヒーであるにも関わらず1Kg入りを買ってしまった。

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 自動マシンであるけど、エスプレッソ用に挽いた粉なら別口から落とし込むことが出来るようになっているので、粉をもっと細かく挽いて使えば良いと思った。

 そのため三種類のコーヒーが並んでしまった。

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 挽いたもの、豆のまま、そして粉コーヒーをエスプレッソ用に更に細かくしたもの、

 特にエスプレッソ用にグラインドしたものは長く置くと香りが飛んでしまうので作り置きは避けたい!

 更に、自動マシンの特性として、豆なら準備段階でグラインダーの上に予めセットしておくことが出来るのだが、粉だとマシンを立ち上げて自動洗浄が済み、マシン側で挽いた粉の受け入れが出来るようにシリンダーがオープンになってからでないと入れられない。しかも1杯分限定!

 最初そこに気づかなくてマシン内部を粉まみれにしてしまった。

 1Kgのコーヒーの粉を消化する為には、豆からを一時休止し粉一筋でいかないとストックした粉の味が落ちてしまう。

 そうなると面倒な2ステップが煩わしくなってきた。自動マシンの有難みも薄れるし、

 そこで敢えて強硬策を、

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 たぶんコレはマシンメーカーは推奨していないと思うが、粉を直接グラインダーにセットしてしまう!!!

 いざ、

 ちゃんと美味しいコーヒーが出てきた!

 でもこのやり方には若干リスク(大袈裟だが、)を伴う。

 豆なら自重でグラインダーの中に勝手に入ってくれるが、粉だとグラインダーの奥に入り込んだものだけが挽かれて、上の部分はそこに留まってしまう。

 だから挽くときにハケなどで滞らないように落とし込んであげる手間が要る。

 グラインダーにとっては空回り的で多少気になるところだが、

 これならエスプレッソ用の粉の作り置きも不要だし、2杯分の粉を予めセットしておくことも可能だ!

 

 美味しいコーヒーを安く、いっぱい楽しむ為には多少の工夫も必要とみえる。