命に関わる気温だって - 田神六兎の明るい日記帳

 いやぁ、今年の夏は暑かった。地球温暖化の影響だと思うが、アメリカがパリ協定から離脱したとたんにこの有り様。アメリカでは高温による山火事が起きてたよねぇ。公約だったとはいえ、トランプさん今頃どう思ってるのかな。

 

 私が住む市、暑いのなんのって、NHKの全国ニュースでトップ3の常連、ちょっとだけ誇らしい気持ちになれた今年の夏だった。

 

 だが、笑い事では済まぬ事件が起きた。エアコンが壊れた病室で5人もの人が亡くなった。最高責任者の医師のノーテンキな記者対応を聞いているうちに『大丈夫?お医者様、認知症の疑いありませんか?』と思ったのは、オイラだけじゃないと思う。

 

 暑さにはめっぽう強いオイラだけど、今年は暑かった。とてもじゃないがエアコンなしの生活は、命に関わると実感した。やせ我慢しがちなオイラに、NHKの全国ニュースの天気予報は、繰り返し言ってくれたことに感謝してる。

 あの院長は聞いてなかったのかね。年寄りは、エアコン嫌いの上に、暑さ寒さに鈍感になりがち。婆さまには口を酸っぱく「エアコン使いなよ。寝ちまったら切ってあげるから」と言ったものだった。

 

 さてさて、ワイドショーは盛んに病院のことを取り上げている。やむを得ないことだが、こんなことで有名になるのは嫌なことだ。まして、院長は中学の同級生ときたもんだ。ああ!嫌だ、嫌だ・・・・。