安楽寺 (兵庫県加古川市志方町)
中道子山(272m)の西麓に建つ安楽寺は、加古川市の案内板によると、
豊臣秀吉の参謀・黒田官兵衛の妻・光(てる)のゆかりの地となっている。
ここ志方町は光の生誕地であり、あちこちにゆかりの地がある。
安楽寺は、1559年光の父であり志方城主の櫛橋伊定が中興し、
浄土宗のお寺となっている。
安楽寺は、811年弘法大師空海の弟子・真紹が中道子山山頂に開創した
無量寿院が始まりと伝えられている。
1380年播磨守護・赤松氏が城を築くために現在地に移したが、赤松氏
の衰退と共に安楽寺も衰退した。
1559年櫛橋氏が再興し現在に至っている。
周囲は田畑が広がり、のどかな風景の中で、桜の時期には賑わうとか。
また、十王堂の十王像などが見どころと。
<兵庫県のお寺一覧>参照
(1)寺名:安楽寺(あんらくじ) (2)住所:兵庫県加古川市志方町細工所631
(3)山号:中道山 (4)宗派:浄土宗西山禅林寺派
(5)開基:真紹 (6)開創:811年 (7)本尊:阿弥陀如来
周辺
山門
境内
十王堂
本堂
門前の五輪石塔