【今日の聖句】2018.09.11 ( その他人文科学 )

MACF礼拝映像の音声と映像のブレを修正しました。

https://youtu.be/R6A6_ndM418

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【今日の聖句】

2018.09.11

使徒言行録」

5:1 ところが、アナニアという男は、妻のサフィラと相談して土地を売り、

5:2 妻も承知のうえで、代金をごまかし、その一部を持って来て使徒たちの足もとに置いた。

5:3 すると、ペトロは言った。「アナニア、なぜ、あなたはサタンに心を奪われ、聖霊を欺いて、土地の代金をごまかしたのか。

5:4 売らないでおけば、あなたのものだったし、また、売っても、その代金は自分の思いどおりになったのではないか。どうして、こんなことをする気になったのか。あなたは人間を欺いたのではなく、神を欺いたのだ。」

5:5 この言葉を聞くと、アナニアは倒れて息が絶えた。そのことを耳にした人々は皆、非常に恐れた。

5:6 若者たちが立ち上がって死体を包み、運び出して葬った。

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幸いな出来事の多い初代教会、和気あいあいとした分かち合い、支え合いが行われている初代教会の中にショッキングな出来事が起こりました。

アナニアとサフィラというご夫婦にもたらされた悲劇。

アナニアは土地を売ってその一部を教会への献金として持ってきましたが、その代金をごまかして、捧げたことが深刻な問題になりました。

神への献金のあり方を根底から考えさせられる問題です。

ペトロは「「アナニア、なぜ、あなたはサタンに心を奪われ、聖霊を欺いて、土地の代金をごまかしたのか。

5:4 売らないでおけば、あなたのものだったし、また、売っても、その代金は自分の思いどおりになったのではないか。どうして、こんなことをする気になったのか。あなたは人間を欺いたのではなく、神を欺いたのだ。」

と語っているので、献金は決して義務ではありませんでした。善意による捧げ物なのです。ただ、神への捧げ物であることを承知していながら、代金をごまかして、「これがすべてです」「これしかありません」というようなごまかしを行ったのです。

「神を欺く」ということの深刻な問題が死をもたらすほどの出来事として書かれているのは、真剣な態度、誠実な態度、正直な態度で神に向かうべきことの大切さを教えるためだったと思います。

献金にしても、礼拝への態度にしても、善意の分かち合いにしても、心の態度や正直な意識が本当に大切なのです。神を侮ることは最も危険なことです。

神が心に語ってくださっている「うながし」に応答することはとても大切です。

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詩篇

22:23 わたしは兄弟たちに御名を語り伝え集会の中であなたを賛美します。

22:24 主を畏れる人々よ、主を賛美せよ。ヤコブの子孫は皆、主に栄光を帰せよ。イスラエルの子孫は皆、主を恐れよ。

22:25 主は貧しい人の苦しみを決して侮らず、さげすまれません。御顔を隠すことなく助けを求める叫びを聞いてくださいます。

22:26 それゆえ、わたしは大いなる集会であなたに賛美をささげ神を畏れる人々の前で満願の献げ物をささげます。

22:27 貧しい人は食べて満ち足り主を尋ね求める人は主を賛美します。いつまでも健やかな命が与えられますように。

22:28 地の果てまですべての人が主を認め、御もとに立ち帰り国々の民が御前にひれ伏しますように。

22:29 王権は主にあり、主は国々を治められます。

22:30 命に溢れてこの地に住む者はことごとく主にひれ伏し塵に下った者もすべて御前に身を屈めます。わたしの魂は必ず命を得

22:31‐32 子孫は神に仕え主のことを来るべき代に語り伝え成し遂げてくださった恵みの御業を民の末に告げ知らせるでしょう。

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前半の詩篇とは雰囲気がガラリと変わって、賛美の詩篇になっています。

苦難の報酬としての救いや喜びが描かれています。十字架による祝福が書かれているのです。

つまり、イエス様の十字架の苦難ののち、イエスさまご自身に対しても、信頼するすべての人達に対しても神様からの祝福が届き、礼拝者としての姿勢が正されることになるのです。