今はモウ秋? ( 工学 )

 日が沈むとグンと涼しくなったと思う。

 そろそろ風鈴を片付けても良いと思った。重音風鈴を軒端から外した。

 それは最初テルテル坊主をイメージして作った形。それは重音が出るようにしたかった。去年の実験では側面を幾つかに分けてみた。それが、本焼きしてみて全てを組み立てて吊るして感じたのは、音の変化は期待したほどでなかったのと焼き上がった形自体が歪んで余りにも整わない外観に成ったことだった。

 今回、まず形が歪まない様にと全体を2個だけに分けた。その風鈴の発音は、あまり期待してなかった。

 しかし、それを焼いて錘(おもり)、紙の「風受け」をセットして吊るしてみると期待以上に音が響いて面白かった。金属っぽい響きはユニークだと思った。この風鈴の鳴るところを撮って、フェイスブックで動画をアップしたが評判は悪くなかった。短い間だったが私は十分その音色を聴いて楽しんだ。来年これを再び取り出して、軒端に吊るしたならば果たして自分は何を感じるのだろう・・・・・。